理事長 ご挨拶
当院は、昭和5年8月に開院、昭和30年1月には法人化を行い、医療法人微風会 浜寺病院となりました。心の通う親切で丁寧な医療、人々の尊厳を大切にする医療、安全で信頼される医療を病院理念とし、地域の基幹病院として精神科医療に貢献してきました。また、思春期から高齢期における慢性期疾患だけでなく、精神科救急医療、高齢者の心の病と認知症の治療も提供しています。これからも地域社会において精神科疾患への理解を深め、退院後のケアも含め患者様と患者様を取り巻くすべての方々に満足していただけるような医療体制の更なる充実を図って参ります。
平成28年に「はなみずき棟」平成30年に「けやき棟」令和2年には「さくら棟」が完成し、自然を取り込み、五感にやさしい豊かな療養空間の中で治療が行われています。全く新しい姿の病院となりますが、それぞれの病棟が樹木の名前であるように、木の下に人が自然に集まるような、誰もがこころを休めに立ち寄れる、そんな癒しの場所である病院づくりを心掛けています。
野木 渡
院長 ご挨拶
医療法人微風会 浜寺病院は、大阪南部・高石市の住宅街の中に位置し、公園に隣接した静かな環境にあります。最寄の南海高師浜線伽羅橋駅より徒歩6分の交通の便の良い都市型の精神科病院です。
この利便を活かして、外来治療では、外来診療に加え、医療福祉相談、精神科訪問看護、デイケアを設置し、患者様が地域で安心して自立した生活が送れることをサポートしています。また、入院治療としては、急性期治療からリハビリテーション、外来通院・社会復帰までの継続した治療を行っています。これらの目標のために、一人の患者様を医師や看護師、精神保健福祉士、臨床心理士、作業療法士、薬剤師、栄養士などの多職種がチームを組み、ケアしていく体制をとっています。
地域の医療機関、公的機関、老人施設などと連携を図り、精神科医療の中心として機能しこの地域にお住いの方々に対しての心のケアも積極的に行い、精神科病院として貢献することを心がけています。
これからも、親切で丁寧な心のこもった医療を提供していきたいと考えています。
木岡 哲郎